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栄光の聖域 -エン セルラル- [アルモニアエピソード]

大聖堂 身廊
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[栄光の聖域]地下駐屯地へ (上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

シリウス 「最高委員会から、貴方たちVirgin家門と聖騎士団第2部隊の出兵許可が下りました!」

アデ 「ほぉ・・・」

シリウス 「追加の補給物資の手配も済ませました」

シリウス 「ベガ大司教様は街のメメント・モリ、ミケランなる人物が地下に繋がる秘密通路の鍵を持っていると仰いました・・・急ぎましょう!」

こんばんは、Virgin家の四女エミリアです。今夜は「栄光の聖域シリーズ第5回エン セルラルをお送りします。大聖堂の地下深くエンセルラルと呼ばれる戦場で聖騎士たちは常軌を逸する戦闘を強いられていました。敗れれば堕落した悪魔としてついさっきまで共に戦っていた仲間に牙を剥くのです!そんな中、シリウスはかつての友と再会します。それは、これ以上は無いと思われる惨たらしい再会だったのです・・・!

ミケラン 「上から連絡があった・・・地下へ行くんだな?」

アルモニア 大聖堂南端
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シリウス 「そうだ」

ミケラン 「気をしっかり持って降りた方がいい・・・女子供には辛い戦場だからな」

アイリ 「・・・あたしたちを女子と認めてくれて、ありがと」 

ミケラン 「そんな軽口を叩けるのは今のうちだ・・・下では君たちが今まで乗り越えてきた、いかなる苦難をも凌駕する悪夢が待っている」

アデ 「生憎だけど、悪夢はベッドの中だけで見るようにしてるんだよ、坊や」

ミケラン 「ふッ・・・私は神を信じないが、君たちは信じたくなった」

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地下駐屯地は別名アポスタデロと呼ばれ、その中央南端に深淵との戦場エンセルラルがありました!

アポスタデロ(地下駐屯地) 団長のテント
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聖騎士団長ウィリアム 「シリウス?」

シリウス 「副団長シリウス、団長と第1部隊の支援の為、参上しました!」

ウィリアム 「ちッ、地下は私と第1部隊だけで十分だと言ったはず・・・ベガなのか?」

シリウス 「ぇ?」

ウィリアム 「貴様は今すぐ上に戻れ!」

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シリウス 「団長?」

ウィリアム 「今すぐここを立ち去れ、と言っている!聞こえなかったか?!」

シリウス 「聖戦で散華することは聖騎士にとって一番の栄誉です!」

ウィリアム 「栄誉などくだらんものを求めるな!これは上官の命令だ!命令違反で処分されたいのか?!」

アデ 「ちょっといいかい?」

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

ウィリアム 「貴様たちは何だ?」

ウィリアム 「む・・・メメント・モリ・・・!」

ビンセント 「ふん、あんたも上の連中と同じゴミでも見るような目でオレのことを見るんだな・・・ったく、どいつもこいつも・・・!」

ウィリアム 「上の連中と一緒にするな・・・メメント・モリは・・・メメント・モリは・・・」

ウィリアムの副官 「急報です!」

ウィリアム 「どうした?」

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ウィリアムの副官 「以前と同じです!深淵の群れが緩衝地帯に侵入しました!」

ウィリアム 「くそッ!なんてタイミングだ・・・!?一体上では何をしているんだ!物資の補給無しにどうやって戦えと!!」

シリウス 「そ、それは一体どういうことですか?!大司教ベガは多量の物資を買い集めて地下駐屯地へ送ったと・・・」 -大聖堂の光と影-参照)

ウィリアム 「ここ数ヶ月物資の補給なんか来ていない!初期物資と最初の補給以外なしの礫だ!」

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シリウス 「そ、そんな・・・」

アデ 「ふん・・・大聖堂の闇は思った以上に深そうだね」

ビンセント 「・・・」

シリウス 「Virgin家門!迎撃するぞ!!」

ウィリアム 「シリウス、勝手なことをするな!!」

団長の制止を振り切ってシリウス姉御たちは今まさに深淵の者たちが迫り来る緩衝地帯(ミッションエリア)へ飛び込みました!

エン セルラル(ミッションエリア)
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シリウス 「どういうことだ?!」 

アデ 「しまった・・・堕落かッ?!」

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戦闘開始と同時に身体を蝕む堕落の存在に気づいた時には既に手遅れでした・・・!

ウィリアム 「だから余計なことをするなと言っただろう!お前たちを助け出すのにどれだけの兵力を割いたと思う!!」

アポスタデロ 団長のテント
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シリウス 「・・・いつもより体が重く感じました」

ウィリアム 「当然だ・・・ここは深淵の気運で満たされている地域なんだ」

ウィリアム 「深淵に近づけば近づく程、深淵の気運はより強くなり、逆に我々は力を失っていく」

シリウス 「くそッ!」

ビンセント 「ってことは、あんたらはアルモニア聖水を使ってるってことだな?」

シリウス 「アルモニア聖水?」

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ビンセント 「大聖堂で教育を受けていた時に耳にしたぜ」

ビンセント 「アルモニアでは大聖女様の時代から受け継がれてきた秘伝により、神聖力に満ちている特別な聖水を作ることが出来ると」

ビンセント 「その聖水は使用者に多大な神聖力を付与し、悪の気に強い抵抗力を与えてくれる代物だ」

ビンセント 「教団ではこれを使って商売をしたこともあるとかないとか」

ビンセント 「アルモニア聖水がこんな所で使われているとは・・・」

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ウィリアム 「よく知ってるな、闇の聖職者」

ウィリアム 「貴様の言う通り、ここに降りる際には大量の聖水を準備した」

ウィリアム 「だが、それもそろそろ尽きかけている」

ビンセント 「一般的にアルモニア聖水はただの治療剤に過ぎないはずだが、何故あんたは聖水の効能について詳しいんだ?」

ウィリアム 「こうして昼夜を問わず聖戦を体験しているんだ・・・嫌でも詳しくなるさ」

ウィリアム 「俺は世間の誰よりも深淵について詳しいと自負している・・・漆黒の魔導師ヴァンと共にな・・・」

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ビンセント 「あんた!どうしてヴァンを!?」

ウィリアム 「人にはそれぞれ事情ってのがある・・・これ以上は詮索するな」

ビンセント 「納得できねぇ・・・」

ウィリアム 「どうしてもこの戦いに関わるというのなら、一つ頼みがある」

アデ 「なんだい?」

ウィリアム 「先ほど、第2部隊が到着して補給品も少しは届いた・・・だが、さっき言った通り聖水が足りない」

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ウィリアム 「アニス様に頼んで聖水を補充してきて欲しい・・・このままだといずれ支えきれなくなる」

シリウス 「Virgin家門、私からも聖水の補充を頼む・・・団長、私はここで団長と共に戦います」

ウィリアム 「シリウス!いい加減に・・・!」

シリウス 「団長が何と言おうと、私の意志は変わりません!」

ウィリアム 「もういい、好きにしろ・・・(お前とそっくりだ、お前が生きていたなら同じように言ってただろうな)」

というわけで、姉御たちは聖水を手に入れるため、聖女様の元へ急ぎます!それにしても、この団長さんの言う“お前”って誰のことかしら・・・?

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ビンセント 「聖女様、下の状況が芳しくねぇ!」

大聖堂 内陣
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聖女アニス 「ど、どぉしてです?聖騎士団はとても優秀な方たちです・・・その方たちがよもや負けるはずがありません!」

イオン 「補給品の問題は解決したのですが、聖水が極端に不足しています・・・地下で本来の力を発揮するにはアルモニア聖水が必要なのです」

聖女アニス 「ぁ・・・」

聖女アニス 「・・・アルモニア聖水を精製するには特別な力が必要です」

聖女アニス 「かなりの神聖力を消耗してしまいますので一度に沢山は作れません」

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ビンセント 「でもよ、下では聖水が底をついている状態なんだ!すぐに補充しないと騎士たちの命が危ねぇ!」

聖女アニス 「わかりました・・・第1部隊、第2部隊、その他の兵力を合わせるとかなりの聖水が必要になりますね」

聖女アニス 「聖女に受け継がれてきた秘伝ではありますが、今は形振り構ってなどいられません・・・お話ししましょう」

聖女アニス 「アルモニア聖水は“アルモニウム”という鉱石で精製します」

聖女アニス 「これまでは大司教様がいつも持って来てくださったのですが・・・」

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カリュケ 「そのアルモニウムって赤い鉱石のこと?」

聖女アニス 「はい、そうです、赤い鉱石です!」

アデ 「・・・(ユルゲンのバカが獣たちに埋め込んだのは聖水の元だったってわけだ・・・道理で元気なわけだ・・・)」

カリュケ 「だとしたら、心当たりがあるわ!ちょっと待ってて!」

ラティーナを徘徊する獣たちの体からアルモニウムを回収する姉御たち・・・!もぉ堕落のレベルなんて構っていられません!

アルモニア ラティーナ
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聖女アニス 「これです!これに間違いありません!すぐに精製を始めましょう!」

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聖女アニス 「・・・」

大聖堂 内陣
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聖女アニスが念を込めると赤く輝くアルモニウムが溶解し、黄金色の精製されたアルモニア聖水に変化していきます!

聖女アニス 「受け取ってください・・・この瓶の中に精製されたアルモニア聖水が入っています、水で割って服用してください」

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聖女アニス 「皆さん、どうかシリウスの力になってやってください」

イオン 「任せてください」

アポスタデロ 団長のテント
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ビンセント 「聖水を大量に持ってきたぜ・・・水で割って使えばより長く使えるって聖女様からの伝言だ」

ウィリアム 「助かる・・・これで一息つけそうだ」

ウィリアムの副官 「団長!奴らがまた現れました!」

シリウス 「今度こそ!」

アデ 「一暴れしてくるよ!」

一同 「オーッ!」

エン セルラル(ミッションエリア)
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アポスタデロエンセルラルを隔てる緩衝地帯に迫り来る異形の悪魔たちを阻止するため、姉御たちは再びミッションエリアに突入します!今度はしっかりアルモニア聖水を服用しているので、恐れるものは何もありません!!

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

戦場に姿を現したのは堕落した長槍兵守護兵盾兵3種類の異形たちで、いずれもLv130等級6568悪魔系モンスターでした。

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カリュケ 「大したことないじゃない!」

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後で聞いたところによると、ミッションエリアの中では深淵の悪魔たちは弱体化されちゃうみたい・・・だから、エンセルラルの中にいけばもっともっと強力な連中がうようよしてるんですって!?

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アデ 「これで最後だよ!」 

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今そこにある危機を乗り越えた姉御たちがウィリアム団長の元へ戻ろうとした時でした・・・。

鍛冶屋ブリアン 「ご苦労だった、諸君」

アポスタデロ 鍛冶屋
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[栄光の聖域]英雄たちの安息の為に

シリウス 「どなたですか?」

ブリアン 「私?しがない鍛冶屋だよ」

シリウス 「そうでしたか、よろしくお願いします」

ブリアン 「さっさと荷物をまとめて帰った方がいいぞ・・・あの融通の効かない人間の下で働くと傷つくだけだからね」

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シリウス 「何のことでしょうか?」

ブリアン 「言ったろう?あんたの上司、融通の効かないおっさんのことだよ・・・だから余計に疲れる前に帰った方がいいぞ」

シリウス 「私の上司に対する侮辱は私への侮辱です!」

ブリアン 「聞き分けのない男だね!!」

いきなり手にした鉄のハンマーをシリウスの腹部めがけて振り下ろすブリアン!?何故こんなことを・・・?

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シリウス 「ぐは・・・ッ」

イオン 「お、おい、いきなり何をするんだ!?」

ブリアン 「あたしゃべつに間違ったことは言ってないよ!お前も殴られたいのか?」

イオン 「人を馬鹿にするのも程がある・・・!」

ブリアン 「面倒くさい!」

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とばっちりはイオンにまで及びます!

イオン 「ぅあッ?!」

ブリアン 「ほぉ・・・倒れないのか?」

シリウス 「うぅッ、何てことをするんですか?!」

ブリアン 「なんだい?まだ殴られ足りないってのかい?なら、もう一発・・・」

シリウス 「ひぃッ!?」

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

アデ 「そのへんにしておいておくれでないかい?これ以上本気で殴られた日には大事な“男”が使い物にならなくなっちまうからねぇ」

ブリアン 「・・・まぁいいや、こっちのあんたはなかなか根性がありそうじゃないか」

イオン 「・・・?」

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ブリアン 「団長のおっさんのところに戻りな・・・何発か殴ってみて使えそうだったら自分のところに送れって言われたからな・・・ほら、さっさと行った行った!」

ぇ・・・?これって、団長さんのテストか何かだったの???

ウィリアム 「・・・(ブリアンが認めたか・・・)」

アポスタデロ 団長のテント
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ウィリアム 「で、少しは慣れたのか?」

シリウス 「何とかまともに動けるくらいにはなりました」

ウィリアム 「いつも聖水を服用することを忘れるな・・・神聖力の不足、即ち死を意味するからな」

シリウス 「わかりました」

ウィリアム 「もううすうす感付いてはいるだろうが、ここを襲った連中は元々アルモニアの聖なる戦士たちだった・・・」

シリウス 「!!!?」

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ウィリアム 「深淵とは、だから恐ろしいのだ」

ウィリアム 「いくら正義感が強く信念を持った人間でも、あっという間に堕落させて殺人兵器にしてしまう・・・嘆かわしいことだ」

シリウス 「あいつら・・・」

ウィリアム 「現在、第1、第2部隊は共に整備に入った・・・だから、今、兵力の運用に余裕がない状況だ」

ウィリアム 「しばらくの間君たちがエンセルラルに行って、ヤツらの侵攻を阻止してくれ」

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シリウス 「彼らはアルモニアの・・・」

ウィリアム 「今のヤツらはただの死体に無理矢理邪悪な魂を封じ込められたアンデッドのような悪魔だ」

ウィリアム 「生前の彼らのことを考えると、今は、死ぬより苦しい思いをしているだろう」

シリウス 「・・・」

ウィリアム 「シリウス、お前は再編成中の第1部隊と合流し、ここで待機だ」

ウィリアム 「Virgin家門と言ったな・・・彼らに安息を取り戻してやってくれ」

アルモニア エン セルラル
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(上のSSをクリックすると原寸大でご覧いただけます)

いよいよ最前線、エンセルラルに乗り込んだ姉御たち・・・!

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

アデ 「グランディス、油断するんじゃないよ!」

グランディス 「わかってます・・・!」

この戦場を徘徊する堕落兵たちは、ミッションエリアに現れた異形たちとは比較にならない程強力でした・・・!なにせ範囲攻撃の枠内にいるだけで、アイリさんを除く近接職の二人があっという間に瀕死状態になってしまうんですから!!?

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

アイリ 「あたしは3,4体抱えても問題無いから、焦らず1体ずつ排除して!」

イオン 「わかった!」

カリュケ 「久々に緊張感のある狩りだわ、これ!」

それほど大きな範囲攻撃は持っていないようなので、慣れてくれば大技も飛び出します!それにしても、さすが鉄壁を誇るアイリさん、ここでも健在でした!

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

長槍兵守護兵をそれぞれ30体ほど狩って、アポスタデロに戻りました。

ウィリアム 「ご苦労だった、思ったより使える連中だな」

ウィリアム 「しばらく休息をとって、また潜ってくれ・・・その際、手に入れた遺品があれば私のところに届けて欲しい」

ウィリアム 「彼らが最後に残した遺品は、できるだけ回収し、その名前を教団のマントに刻みたいと思う・・・」

アポスタデロ 団長のテント
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[栄光の聖域]そのだれでも例外ではない。

ビンセント 「遺品ってぇなら、これを見てくれ」

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ウィリアム 「このイヤリングは・・・?」

シリウス 「こ、これは!ジョナサンのイヤリングです!」

シリウス 「これは見習い司祭の印を象徴するルビー、そしてそのルビーに刻まれているJ という文字・・・!これはケフェウスのイヤリングに違いありません!」

シリウス 「団長・・・!」

シリウス 「ジョナサンも・・・来ていたのですか?」

ウィリアム 「・・・」

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シリウス 「団長!!」

ウィリアム 「聖戦の英雄を不名誉に晒すな」

シリウス 「どうして、どうして・・・!?」

ウィリアム 「後退する部隊の殿に立って、最後まで命を燃やした英雄だ・・・」

シリウス 「チクショウ!」

シリウス 「聖戦で散華することは神に仕える者であれば誰でも誇りに思うこと・・・ですが・・・!」

ウィリアム 「すまない・・・彼は・・・」

シリウス 「彼は私の古い友人の一人です・・・」

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シリウス 「私が彼を解放します!」

ウィリアム 「一人じゃ無理だ!第1部隊の回復を待て!!」

シリウス 「どこかで彷徨っている彼の魂を・・・私の手で安らぎを与えます!」

脱兎のごとく駆け出すシリウス!まさか一人で飛び込むつもりじゃ・・・?!

ウィリアム 「Virgin家門、やつの後を追ってくれ!あいつは見ての通り無鉄砲なところがあって、一人で火の中にでも飛び込みかねない!」

アデ 「一つ確認したいことがあるんだけどね」

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ウィリアム 「何だ?」

アデ 「あたしたちが相手をしたモンスターは皆、悪魔タイプだったんだが、そのジョナサンって司祭たちも堕落したら悪魔になるのかい?」

ウィリアム 「部下が確認したところ・・・不死タイプだったらしい」

アデ 「・・・不死・・・か」

ウィリアム 「それに・・・」

アポスタデロ エンセルラルへ続く通り
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アデ 「あのおぞましい地下を大人数で駆け回る愚を避けるため、ここは少数で行く」

イオン 「確かに、私の防御力では足手纏いなのは否めません」

アデ 「それに相手は不死属性、しかも盾がほとんど役に立たない輩だと聞いた」

アイリ 「あら、それじゃあたしの出番は無し?」

カリュケ 「あたしの弓も不死特化は付いてない・・・」

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アデ 「地下にはあたしとグランディスで行く・・・それとあと一人、不死特化の強力な銃を持っているリオネルを呼ぶ」

ビンセント 「オレは何としても行くぜ!」

アイリ 「それじゃ、あたしたちはあの鉄砲玉を引き留めるわ」

アデ 「あぁ、そぉしとくれ・・・」

さすがに一人で飛び込むことは踏み止まったシリウス・・・彼の無念を晴らすまで後30分です!

イオン 「友だちの悪い知らせは残念だったな・・・だが、無計画に突っ込んだら、今度は君が友だちの二の舞になるんだぞ」

アポスタデロ エンセルラル入り口付近
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シリウス 「わかっている・・・しかし、しかしケフェウスは・・・!」

シリウス 「あいつは生まれつき身体が弱かった・・・だが、敬虔な信仰心で堂々とアルモニアの司祭にまで上り詰めたんだ」

シリウス 「いつも二人で、将来、アルモニアを支える柱になろうと語り合っていた」

シリウス 「そんな・・・そんなやつが・・・」

シリウス 「この冷たくて呪われた地で死んで逝ったかと思うと・・・いても立ってもいられない!」

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アデ 「お待たせ!そこの青っちょろいの!その気があるならついておいで!」

姉御たちはシリウスを伴って、団長さんから聞いたジョナサンの目撃地点を目指します!

エン セルラル(ミッションエリア)
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ミッション「私が彼らを救う!」 (上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

シリウス 「ケフェウス・・・なのか?」

ケフェウス 「シ、シリウス・・・」

ケフェウス 「た、頼みがある」

ケフェウス 「まだ、意識はある・・・が、か、体が言うことを聞かない」

ケフェウス 「私の手で・・・幾人もの兄弟たちを・・・ぅぅッ」

シリウス 「ケフェウス・・・」

ケフェウス 「く、くそっ、意識が・・・意識が遠のいていく・・・」

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ケフェウス 「シ、シリウス・・・君は私の友人だろう?」

ケフェウス 「君が・・・君の手で、私をこの苦痛から解放してくれ!」

ケフェウス 「くあああああッ!」

シリウス 「ケフェウス・・・!」

アデ 「さ、そろそろ、始めようか!」

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リオネル 「まともに喰らったら即死だな・・・」

アンデッドと化したケフェウス・ジョナサンは、それでも荒れ狂うのを必死に自制しているようにも見えました・・・。

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リオネルは範囲攻撃の外から強烈な攻撃を続け、姉御グランディスは耐えつつスキルを撃ち込みます!

そして・・・一つの終焉が訪れました・・・。

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ケフェウス 「か、感謝する・・・シリウス」

ケフェウス 「アニスに・・・よろしく伝えてくれ・・・」

ケフェウス 「・・・元気に・・・好き嫌いしないようにと・・・」

シリウス 「ケフェウスーーーーッ!」

ブルノ 「意識がまだ残っていたのか・・・間抜けが」

ケフェウス・ジョナサンが倒れた直後、突然現れた異形は大司教ブルノの変わり果てた姿だったのです!

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シリウス 「その声は・・・まさか、大主教様?」

ブルノ 「くく、どう呼ぼうが構わんが・・・破滅の歩みを邪魔する輩は、全て抹殺する」

ブルノ 「それこそが、偉大なる深淵の支配者アビス様のために為すべき最善の事!」

ビンセント 「・・・(アビスだとぉ!?)」

シリウス 「大主教様!!」

ブルノ 「くははッ!死ねい!」

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ケフェウス・ジョナサンがまだ人間の心を残していたのに対し、この大司教ブルノは完全にアンデッドモンスターと成り果てていました!

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突然、大司教ブルノの周囲に闇の歪みが現れました!

大司教ブルノ 「死ねぃ!!!」

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アデ 「っ・・・!?これが盾を封じるブラックホールかい?!」

ブルノ 「くくく、これこそが偉大なる深淵の力だ!」

グランディス 「つ、強い・・・」

シリウス 「くそッ」

大司教ブルノの放つ広範囲攻撃ブラックホールは、周辺の敵を自身の方に引き寄せてしまうダウン攻撃で、防御力の弱い後衛職はそれだけで昏倒しかねない凶悪な攻撃でした!

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リオネル 「なるほど、あれだけ引き寄せられては盾が機能しないか・・・とんでもないバケモノだな!」

ブルノ 「アビス様に抵抗する全ての人間を処断してやる!!」

と、その時でした・・・!!

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ブルノ 「く・・・???な、何だ、何が起こったのだ・・・?!」

アデ 「・・・(あの時と同じ・・・闇の光か・・・?)」

数日前、アルモニアの街に入った直後、聖騎士二人との戦闘に巻き込まれた際に、気を失う直前に見た闇の光と同じものが立ちのぼったのです・・・!

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ヴァン 「そんな抜け殻みたいな着ぐるみを着て、主気取りか?」

ブルノ 「き、貴様は・・・?!えぇい!貴様には関係ないことだ!そこを退け!!」

ヴァン 「悪いが、お前はもう要らない・・・」

ついにヴァンが姿を見せました!!

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ヴァン 「それに、私と関係ないわけじゃないからな」 

ブルノ 「止せ!や、止めろ!!」

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ブルノ 「くああああッ!!?」

ヴァン 「宿主の魂を開放したのだから、いつまでも抜け殻を抱え込んでいても無駄だろう?さっさと出てきてはどうだ?」

アビスフィア 「貴様、よくも!!」

ヴァン 「アビスから聞かなかったのか?俺が誰なのか・・・」

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アビスフィア 「な、何ッ?!」

ヴァン 「消え失せろ」

アビスフィア 「くえええッ?!」

ビンセント 「や、やっと・・・」

ビンセント 「な、何故貴方は・・・何故・・・くぅッ!」

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ヴァン 「まだまだだ・・・ビンセント・・・」

またしてもヴァンビンセントの前から姿を消し、同時に姉御たちはアポスタデロへ強制ワープさせられたのでした・・・。


アポスタデロ 団長のテント
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ウィリアム 「気がついたか?」

シリウス 「ぅ・・・どうしてここに・・・?」

ウィリアム 「地下駐屯地の隅に倒れていたのを騎士団が拾ってきた」

シリウス 「・・・まさか、夢?」

ビンセント 「夢じゃねぇ・・・」

シリウス 「でも、私はエンセルラルにいたはず・・・?」

ビンセント 「闇の力で安全な場所まで放り出されたんだ」

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シリウス 「で、では・・・ケフェウスも・・・ブルノ様も・・・」

ウィリアム 「残念なことだ」

シリウス 「・・・ケフェウスは・・・彼は救われたのでしょうか?」

ウィリアム 「・・・救われた・・・今は、そう信じよう」

シリウス 「上に報告します」

ウィリアム 「・・・そうしてくれ」

大聖堂 翼廊大司教の間
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シリウス 「司祭ケフェウス・ジョナサン、大主教ブルノ卿が・・・殉教しました」 

大司教ベガ 「そうでしたか・・・残念です」

シリウス 「誰よりも誠実で強い信念を持った兄弟たちでしたが・・・」

シリウス 「地下駐屯地に正規軍を派遣すべきです!これ以上の犠牲は避けないと!」

大司教ベガ 「シリウス卿のお気持ちは分かりますが、それは教団委員会が決めることです」

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大司教ベガ 「それに、地下で起きていることを知る人間の数はできるだけ抑える必要があります」

大司教ベガ 「残念ながら仕方ありません」

シリウス 「・・・わかりました」

大司教ベガ 「今の件、教団委員会には私から話をしておきます・・・これからも何かありましたら、報告をお願いします」

正規軍の派遣で一気に決着をつけようと具申するシリウス・・・果たして彼の熱意は教団委員会に届くのでしょうか?

 

栄光の聖域 エピソード    シリウス編入クエスト光の聖騎士」へ続く)

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コメント(2) 

コメント 2

Sina

アルモニア序盤でこれだと我家の明日はないです。
相変わらず範囲の吹き飛ばしで難度を上げる一本調子、ずいぶんと遠くに飛ばしてくれました。それでも今回は少しは頭をひねったのか、大司教様に勝ったと思いきや、長話をされて時間に余裕がないとクリアにならないという新鮮な展開に思わず脱力してしまいます。どうやら制限時間が緩和したらしいですけど、こんなことなら無理にクリアしなければ良かった。

戦術やキャラ構成なんか大した重要ではない装備依存のクエストはGEだから仕方ないとして、いつものことだけど登場人物の会話が忙しくていけません。ストーリーを追っていくのに楽しみを見いだしている私としては何だか大味です。
エミリアさんとこのブログがあって良かった。

装備を充実させねばと思って最近は少しバウハンしてたのですが、当たりは少ないし日課にしてるのが苦痛になっちゃった。
by Sina (2014-06-24 16:04) 

emilia

Sina さん、こんばんは!

ゲーム内では時折声をかけて頂けるのですが、blogへのコメントは久しぶりなのでとっても嬉しいです!

blogのネタが少ないのでアルモニアシリーズを引き延ばし、実装直後にクリアしたミッションをようやくお披露目することができました。最初は盾職を入れて挑戦しましたが敢えなく失敗、二度目は記事のメンバーで2分程余らせて終わりました。その後、ミッション時間の緩和が為されたわけですが、当家にとってもあまり関係なかったようです。

つい最近までは混沌(ノーマル)ビホルダーまで周回してラアタンシオンを受けたグランディスやシエラ、ネナなんかをhmas10にまで育てました。まぁ、楽できるMCCはカンストしてしまったので、混沌前半周回もしばらくお休みかな?

バウハンはインフィニットチャレンジをround46までクリアしました。記事用の固定MCCで縛りプレイをしたので47はクリアできませんでした・・・ハァ。

次のアルモニアストーリー・アップデートの続報が全く聞こえてこないので、ここ数日はラティーナの掲示板クエストとクレア、シリウスのイベントだけというそれこそ“短時間で遊べる”を実践してる感じです。

また遊びに来て下さいね!




by emilia (2014-06-24 18:38) 

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