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光の聖騎士 [アルモニアエピソード]

アデ 「デバフ解除のためとはいえ、まさかこのあたしが神に祈りを捧げるとは思わなかったよ」

大聖堂 内陣
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ビンセント 「それはオレも同じさ・・・闇の聖職者が神なんぞに・・・」

リオネル 「・・・聖女様に聞こえるぞ」

ビンセント 「おっといけねぇ」

グランディス 「・・・」

アイリ 「姉御・・・そろそろいいんじゃない?」

こんばんは、Virgin家の四女エミリアです。今夜は溜まりに溜まった堕落のデバフを解除するため、一心に祈りを捧げる姉御の貴重な(?)ssからスタートしました!と、冗談はさておいて、前回、深淵アンデッドと化したかつての友の魂を自らの手で浄化した聖騎士シリウス・・・彼が次に考えたのは深淵との聖戦に疲れ果てたアポスタデロ騎士団に対する大規模な補給活動とアルモニア正規軍の投入でした。ところが・・・教団委員会の決定は彼の意に全く沿わないものだったのです・・・!

大聖堂 内陣横
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シリウス 「大切な人が亡くなるということが、こんなにも苦しいとは・・・」

シリウス 「誰よりも誠実だった彼らが、堕落して仲間たちを危険に晒していた・・・それを知らなかったことが、何より私の心を苛みます」

シリウス 「高潔な彼らの犠牲を、あの闇の従者が汚したのです」

シリウス 「厚かましいとは思いますが、Virgin家門、一つお願いしたいことがあります」

アイリ 「何かしら?」

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[光の聖騎士]彼らの安息の為に

シリウス 「聖戦で散華した聖騎士たちが、今も地下を彷徨っています・・・もちろん、遺体を回収することは叶いません」

シリウス 「教団としても地下での出来事を公にすることはないでしょうから」

シリウス 「できたら、今一度地下へ潜って、彼らの遺品を探してくれませんか?1つでも2つでも構いません・・・それらしいものがあったら持ち帰ってくれませんか?」

カリュケ 「あなたは?」

シリウス 「急ぎ、教団委員会に提出する報告書を仕上げねばなりません・・・」

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アイリ 「ね、姉御、行くでしょ?」

アデ 「ふん・・・聞くだけ野暮だよ」

シリウス 「ありがとう・・・神のご加護があらんことを・・・」

アイリ 「あら?男性陣は?」

グランディス 「聖女様・・・です」 

大聖堂 内陣
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聖女アニス 「ぁ・・・あの・・・どちらへ?」

リオネル 「これから、シリウス卿の依頼で、英雄たちの遺品の回収に向かいます」

聖女アニス 「そうでしたか・・・」

リオネル 「何か?」

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聖女アニス 「いえ・・・その・・・遺品が回収できましたら、私にもお見せください」

聖女アニス 「彼らの安息のために私にも出来ることがあると思います」

アデ 「リオネル、行くよ・・・聖女様との名残は後でゆっくり惜しんでおくれ」

リオネル 「ぁ、はい!」

イオン、ビンセント 「・・・」

ここは姉御グランディス、そしてリオネル3人で遺品回収に向かうことになりました。

エン セルラル(ミッションエリア)
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リオネル 「遺品と言っても・・・果たして、何処に落ちているのか・・・?」

アデ 「わからないのかい?シリウスが言うのは、その辺をうろついている元聖騎士たちに引導を渡して、その遺品を持ち帰れってことだよ」

リオネル 「・・・なるほど」

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

ミッションエリアということで、それほど苦労せず魂の浄化作業を進める3人・・・

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

リオネルの一撃で吹っ飛んだこの異形から一つの遺品を回収することが出来ました・・・。

アデ 「・・・これはイヤリングだね」

グランディス 「間違いなく、今の彼の遺品です」

リオネル 「とりあえず、上に届けましょう」

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シリウス 「これは勇士のイヤリングです」

シリウス 「聖騎士に任命される勇士に与えられる盟約の証・・・一種の象徴です」

大聖堂 クロッシング
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シリウス 「・・・これをどうやって?」

アデ 「元聖騎士殿の魂を浄化して持って来たのさ」

シリウス 「そうでしたか・・・」

シリウス 「やはり、彼らは死んでからも魂を縛りつけられて苦しんでいる・・・私たちに出来ることは、一人でも多くの兄弟たちの魂を解放することだけなんですね」

カリュケ 「そういうことなら、今度は皆で行きましょ!緩衝地帯じゃない聖戦エリアへ!」

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アデ 「あんたはそろそろ戻らなきゃいけないんだろ?手間、取らせたね」

リオネル 「ここで戻るのは心苦しいのですが・・・くれぐれも気をつけてくださいね、アデさん」

アデ 「大丈夫さ・・・あたしらにもしものことがあっても、あんたたちが魂を浄化しに来てくれるだろ?」

リオネル 「そんな、縁起でもない?!」

公務に戻ったリオネルを除く6人全員が、エンセルラルに乗り込みます!

アルモニア エン セルラル
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(上のSSをクリックするとそれぞれ拡大してご覧いただけます)

勇士のイヤリング20ほど回収し、大聖堂庭園前で待っているシリウスに届けます。

シリウス 「大勢の騎士たちが貴方たちのおかげで苦しみから解放されました」

シリウス 「この勇士のイヤリングには多くの意味が込められています」

シリウス 「神への信仰と・・・何があっても諦めない勇気、そして、弱者を守る正義・・・」

シリウス 「そうした盟約の証として授けられたのがこのイヤリングなのです」

シリウス 「・・・慰霊祭の準備をします」

アルモニア 大聖堂庭園前
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ビンセント 「慰霊祭だと?」

シリウス 「えぇ、これは私の独断で執り行います・・・ご存知の通り、公には出来ない事柄ですので」

シリウス 「アニス様にお願いして、アルモニア聖水を用意していただきましょう」

シリウス 「Virgin家門の皆さん、色々とありがとうございました」

アイリ 「その慰霊祭って、あたしたちも参列していいの?」

シリウス 「もちろんです!」

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イオン 「だったら、聖女様に聖水を用意していただけるよう、頼んできましょう」

ビンセント 「・・・何故、あんたが?」

シリウス 「よろしくお願いします・・・ケフェウスのことを考えると、アニス様の顔を見るのが正直辛いのです」

イオン 「聖女様とケフェウス卿の関係は・・・?」

アデ 「いいから、早く行っといで」

大聖堂 内陣
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[光の聖騎士]アルモニアの慰霊祭

聖女アニス 「シリウスの様子はどうですか?」

イオン 「彼は彼なりに現実を受け入れているように見えますが・・・でも、何か感情的な行動に走るのではないかという心配も少し・・・」

聖女アニス 「私も・・・そう思います」

聖女アニス 「自分にとって大切な何かを失った時に感じる喪失感は、とても耐え難いものですから・・・」

聖女アニス 「ケフェウスの死によって、シリウスが怒りと憎悪に駆られなければ良いのですけど・・・」

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聖女アニス 「怒りと憎悪は人を変えてしまいますから・・・」

イオン 「・・・聖女様?」

聖女アニス 「ぁ・・・あたしったら、何故こんな世迷い言を・・・すみません」

聖女アニス 「慰霊祭に使う聖水でしたね・・・」

聖女アニス 「申し訳ありませんが、以前持って来ていただいた赤い鉱石を、またお願いしたいのですが?」

ラティーナへ向かったのは3人、姉御グランディス、そしてカリュケです。

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カリュケ 「これって・・・あの時、ユルゲンが引き連れていた熊だわ!」

アルモニア ラティーナ
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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

いつものように赤く輝くアルモニウムを集めるための猛獣狩りのつもりでラティーナに入った3人は、意外な大物の登場に沸き立ちます!(普通ならビビるところですけど・・・この3人は怖い物知らずですからね)

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

いきり立って威嚇する深淵の熊ですが、相手が悪すぎました!

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アデ 「ユルゲンの生み出した魔獣なんて、所詮こんなものかい?」

瞬殺!雑魚たちが心配そうに周りを取り囲んでいるのが不憫でした・・・ハァ。

大聖堂 内陣
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聖女アニス 「Virgin家門がこのアルモニアに来てくださったのは、ひょっとしたら神のお導きかも知れません」

イオン 「身に余るお言葉です」

聖女アニス 「いいえ、こんな混乱の最中、我が身を省みず真摯にお助けいただけること・・・これが神様のご意志で無いとすれば一体何だというのでしょう」

聖女アニス 「本当に、ありがとうございます」

イオン 「・・・」

アイリ 「ねぇ、イオン・・・あなた、聖女様にかなりくらッときてるでしょ?」

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イオン 「な、何を言ってるんですか?」

カリュケ 「不潔・・・」

アイリ 「・・・このことはカトリーヌの耳にも入れておかなきゃねぇ」

イオン 「ぅ・・・!?」

聖女アニス 「どうかされました?」

イオン 「い、いえ、べつに・・・!」

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聖女アニス 「聖水です・・・持って来ていただいた鉱石の純度が高かったようで、とても濃いものができました」

聖女アニス 「本来は水で割って使うべきなのですが、慰霊祭に使うのでしたらこのままでいいと思います」

聖女アニス 「・・・シリウスに渡してください」

大聖堂 内陣横
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[光の聖騎士]そこではお安らかに

シリウス 「色々と助けてもらったこと、心から感謝します」

シリウス 「そして、初めて会った際の非礼を、今一度詫びます・・・申し訳なかった」

ビンセント 「いいよ、もう」

シリウス 「では、慰霊祭を執り行います・・・みなさん、こちらへ


大聖堂 サンクチュアリ(ミッションエリア)
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ミッション「イヤリングに刻んだ盟約」 (上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

ビンセント 「慰霊祭と言っても・・・オレたちだけか」 

聖女アニス 「深淵との聖戦を知る人がいないからです・・・いえ、知る人がいてはならないからです」

ビンセント 「ぁ・・・まぁ、それはわかっちゃいるんだが」

シリウス 「光の導きに従い・・・」

シリウス 「強い信頼と」

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シリウス 「いかなる状況でも屈しない勇気・・・」

シリウス 「そして、弱者を守ろうとする正義ある信念・・・」

シリウス 「盟約の通り・・・そなたたちの信念の通り・・・」

シリウス 「そこでは安らぎが得られるよう・・・」

シリウス 「・・・(貴方たちの高潔な犠牲を、強い意志を・・・引き継ぎます)」

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シリウス 「先ほど、ウィリアム団長から物資の補給と後方の支援を任されました!」

大聖堂 サンクチュアリ
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[光の聖騎士]出征準備 (上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

シリウス 「この手で直接、地下の支援を行いたいと思います」

シリウス 「なんとしても、アルモニア正規軍を地下に派兵するつもりです」

シリウス 「既に、正式な文書を以て正規軍派兵の要請をしました」

シリウス 「教団委員会で積極的に支援してくれるのであれば、間もなく地下に支援軍を送ることが出来ると思います」

アデ 「・・・(若いねぇ・・・)」

ビンセント 「ま、そう上手くいけばいいけどな」

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シリウス 「実は、ベガ様は反対されました・・・」

シリウス 「しかし、教団委員会は違うはずです」

ビンセント 「・・・同じ穴の狢って言葉を知ってるか?」

シリウス 「何です?私の行動を揶揄する気ですか?」

アデ 「違うよ、ビンセントが言ってるのは、世の中、いつも都合良く行くわけじゃないってことだよ・・・確証が得られるまでは、次善の策を練っておくことだ」

シリウス 「そうですね、仰る通りです・・・今出来る最善の策・・・また皆さんにお願いしたいことがあります」

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シリウス 「ブリスティアとの交易が活発になり、それとは反対に、ベスパニョーラとの交易は減る一方です」

シリウス 「元々、ベスパニョーラからの輸入物資で成り立っていた国家ですから、特に食品と武器資材の供給が非常に落ちています」

シリウス 「教団では莫大な予算をつぎ込んで物資と糧食を買い込んだようですが、それが何処に消えたのか・・・?団長の言葉から、地下には送られてないのです」

アイリ 「大司教に確認したら?」

シリウス 「それも考えましたが、果たして真実を話していただけるか・・・教団は何か別のことを考え、それを秘匿しているような気もします」

シリウス 「そこで、アンドレスの名前で物資と糧食を寄付してもらおうと考えています」

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カリュケ 「商人っていうのは、秤の目盛りで何もかも判断する種類の人間よ・・・そんな彼らが無償で寄付なんかしてくれると思う?」

シリウス 「新大陸ではそうかもしれませんが、このアルモニアでは教団の名は絶対的です・・・断ればアンドレスの名声が下がり立場を失うでしょう」

カリュケ 「それって、強請やたかりの類いじゃないの!?」

アデ 「それが・・・宗教ってやつの本質なのさ」

シリウス 「今、とても気に障ることを言われたような気がしますが・・・この際、聞かなかったことにします」

シリウス 「できたら、この文書をアンドレスに届けてくれませんか?」

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6人はシリウスの提案を伝えるために大富豪アンドレスの元へ向かいます。ちなみに、このアンドレスさん姉御たちのアルモニア滞在中の部屋を提供してくれてるんですよ。これも・・・シリウスが言うところの絶対的な教団の力なのかしら? 

アルモニア 居住区
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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

アンドレス 「あんたたちかい、何かいい商品の情報でも教えに来てくれたのかな?」

イオン 「これを預かってきました」

アンドレス 「聖騎士団の印が押されてるな?ウィリアム団長からか?」

イオン 「副団長のシリウス卿です」

アンドレス 「ふむ、これだけの物資と糧食を全部寄付するのはいくら何でも無理だ」

イオン 「・・・でしょうね」

アンドレス 「むぅ・・・だが、教団の第1取引先に指定されるという点は魅力的だ」

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アンドレス 「教団の莫大な商権が手に入るんだからな・・・あんたたちがちょっと手伝ってくれるなら、この依頼、快諾しよう」

イオン 「ほ・・・?で、その手伝いとは?」

アンドレス 「ここに記載されている物資と糧食の90%は私が負担する」

アンドレス 「残りの10%はあんたたちが負担してくれ・・・また、今後、教団に納品する物品の半分をあんたたちが購入して欲しい」

イオン 「それでは私たちに利は無さそうですが」

アンドレス 「心配するな、教団の商権が手に入ればそれなりの実入りとなる・・・その5%を以後あんたちがこのアルモニアで活動する際の資金として提供しよう」

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アンドレス 「どうだ?それほど悪い話じゃないぞ」

イオン 「どうします、アデさん」

アデ 「構わないよ、その条件で」

アンドレス 「話の分かる人で助かった・・・ではまず、糧食からだ」

アンドレスから“集めた物資全てを聖堂に寄付する”という公文書を受け取り、シリウスに届けます・・・。

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シリウス 「これだけの物資が地下に届けば、騎士団員も後顧の憂い無く存分に戦えると思います」

シリウス 「あらためて礼を言います、ありがとう・・・これで教団から正規軍派兵の指令さえ降りれば一段落です」

この直後、アンドレスとの取引成立を見透かしたかのように、司教レノンからの使いがやって来ました・・・。

司教レノン 「お呼び立てして申し訳ありません」

大聖堂 翼廊南の間
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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

ビンセント 「何かあったのか?」

司教レノン 「皆さん、随分と無駄なことをしているようですね」

カリュケ 「何の話?」

司教レノン 「アンドレス兄弟を通じて地下駐屯地に送る物資を納品されたとか・・・」

カリュケ 「それがどぉしたの?」

司教レノン 「教団は物資の寄付は受け取りますが、それを地下に送るつもりはありません」

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カリュケ 「何だと?!」

司教レノン 「それらの物資は全て街の教民に配ることになるでしょう・・・これからもずっと・・・」

イオン 「何故だ?!」

司教レノン 「私は教団委員会の決定に従うだけです・・・無駄骨を折っているようでしたので、お話ししただけです」

司教レノン 「シリウス卿が知ったら落胆されるでしょうけど・・・」

イオン 「これは理不尽なことだ!貴方たちも感じているのではないか?」

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司教レノン 「時には取ることと捨てることを選ばなければならない場合があります・・・私は、今がその時だと、考えています」

司教レノン 「もちろん、私も人の子、地下で死の恐怖と戦っている騎士団のことを考えると胸が痛みます」

司教レノン 「ですが、上から皆を導く立場である以上、何が最善か冷静に判断しないといけないのです」

イオン 「血も涙もないな」

司教レノン 「いくら罵られても構いません・・・少しでも犠牲を減らせるのであれば、私は喜んで悪魔になりましょう」

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アデ 「どうやら予感が当たったようだね」

アイリ 「物資の補給が為されないということは・・・」

アデ 「正規軍の派兵だって、絵空事さ」

ビンセント 「・・・大司教に確かめようぜ!」

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イオン 「これは不条理きわまりないことだ・・・今は何とか持ちこたえているが、このままだと地下の聖騎士団は全滅する!」

大聖堂 翼廊大司教の間
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[光の聖騎士]聖騎士、シリウス リゲル (上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

大司教ベガ 「教団委員会の意志です・・・彼らの決定を覆すことは出来ません」

大司教ベガ 「今なさろうとしている支援を今後も継続するつもりなら、今後、教団の財政的、名誉的な側面で危険な余地があります」

ビンセント 「何を言ってるのか、わからねぇ!もっとハッキリと言いやがれ!!」

アデ 「余計なことをすると教団が黙ってないぞって脅しだよ」

ビンセント 「何だと!?」

大司教ベガ 「・・・それともう一つ、アルモニア正規軍派遣についても却下されたと、シリウス卿にお伝え願いたい」

とっても嫌な役回りを演じる羽目になってしまった姉御たち・・・シリウスの反応が心配です!!

イオン 「悪い知らせだ」

大聖堂 サンクチュアリ
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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

シリウス 「?」

イオン 「物資補給、アルモニア正規軍の派兵、いずれも却下された」

シリウス 「何ですって?!!」

シリウス 「一体教団委員会は何を考えているんだ?!」

シリウス 「地下駐屯地が制圧されたら、アルモニア、いや、全世界が危険に陥るのですよ!」

シリウス 「一体、何のつもりだ!!!」

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シリウス 「死んでいった勇士たちは誰のために犠牲になったと言うのか?!」

シリウス 「神に仕える身でありながら、何を恐れている?!」

シリウス 「ぅああああ!!」

アデ 「落ち着きなよ!」

シリウス 「先刻、貴方が言った言葉・・・今、身に染みて分かりましたよ」

シリウス 「駐屯地へ行ってきます・・・団長なら私に回答を下さるかも知れません」

憔悴しきったシリウスは、アポスタデロ聖騎士団長ウィリアムを訪ねます・・・。

ウィリアム 「どうしたシリウス、顔が青いぞ」

アポスタデロ 団長のテント
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シリウス 「どうしても導き出せない答えがあります」

ウィリアム 「お前がそこまで思い悩むとは・・・上の連中がまた何かやらかしたのか?」

シリウス 「何故、神に仕える身でありながら犠牲と包容という信念を捨てて、自分の保身ばかりを気にするようになったのですか?」

シリウス 「我々は誰のために!何のために!このイヤリングに自分の信念を誓ったのですか?!」

ウィリアム 「シリウスよ、教団が腐ってしまったのは、今に始まったことではない」

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シリウス 「・・・私はどうすればいいのでしょうか?」

ウィリアム 「イヤリングの誓いを思い出せ」

シリウス 「硬い信頼といかなる状況にも屈しない勇気、そして弱者を守ろうとする正義ある信念で・・・聖なる炎を胸に秘めて光を導く」

ウィリアム 「今、お前の中に浮かび上がるものは何だ?」

ウィリアム 「俺は教団のためにここにいるのではない・・・それは聖騎士たちも同じだ」

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ウィリアム 「利のため、名誉のためでは無い!ただ自分を突き動かす信念に従って行動しているだけだ・・・死ぬことを恐れ後悔するくらいなら、とっくに逃げ出してるよ」

シリウス 「・・・!」

ウィリアム 「自分の信念に従い、行動したまえ」

ウィリアム 「教団も大主教たちも、誰であろうとお前が貫こうとする正義を妨げることは出来ない」

ウィリアム 「お前が自分の信念を貫くということで、お前の全ての行動は神の代行となる!」

シリウス 「ありがとうございます団長・・・答えが見えた気がします」

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翌朝早く、シリウスに呼び出された姉御は、安心して背中を任せられるというグランディスだけを伴い大聖堂へとやって来ました・・・。

大聖堂 拝廊(入り口=西端)
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シリウス 「アデリーナ殿、話がある」

アデ 「おや、このあたしに告白でもする気かい?」

シリウス 「そうやって人の言葉を茶化すのも、あなた流の優しさだと、気づきました」

アデ 「随分と高く買ってくれたねぇ・・・で、話って何だい?」

シリウス 「私をVirgin家に受け入れてもらえないでしょうか?」

アデ 「ほぉ・・・」

グランディス 「・・・」

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

シリウス 「聖騎士団に所属している私にとって、教団の命令は絶対です・・・それがどんな命令でも忸怩たる思いを封じ込めて従うしかない」

アデ 「宮仕えの悲劇だね」

シリウス 「でも、貴方たちの家門に属してれば・・・Virgin家の名の元に行動することが出来る」

アデ 「あたしの家の名を隠れ蓑にするつもりかい?」

シリウス 「利用するつもりか?と問われればそうだと答えるしかない・・・そして、それが理由で断られても仕方のないこと」

シリウス 「今の私には貴家門の名と力が必要なのです・・・」

アデ 「馬鹿正直な物言いは・・・嫌いじゃないけどね」

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アデ 「いいだろう、我が家に合流して望む通りに行動すればいい、あんたの信念と正義が指し示す通りにね・・・」

アデ 「ただし、一つだけ覚えておきな・・・我が家は色々な国や思想、信条を持つ者たちが集う、言ってみれば止まり木のような場所なんだ」

アデ 「だから、家族と言ったって決して盲目的な協力などはしない、というか出来ないんだよ・・・なにせ、ブリスティアの総督閣下からベスパニョーラの提督、さらにはタルガの王族までが呉越同舟、多士済々だからねぇ」

アデ 「行動原理はただ一つだけ・・・それが我が家にとって正義か否かだよ」

アデ 「あんたが正義と信ずる行為が家族みんなに理解されなければ、Virgin家は決して動かない・・・それでもいいってのなら、歓迎するよ」

シリウス 「あなたたちの家にますます興味が湧きました・・・感謝の意は言葉よりも行動でお見せします!神から星の名を授けられたシリウス・リゲルの名にかけて・・・」

もぉ驚きません!たとえ聖騎士の一人や二人が家族になったって・・・というわけで、アルモニア聖騎士団副団長シリウス・リゲルが我が家の一員となりました!

シリウス 「団長!」

アポスタデロ 団長のテント
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[聖なる盾]聖騎士団の資格

ウィリアム 「憑き物が落ちたようだな」

シリウス 「はい・・・教団の柵から離れて自分の道を歩む決心をしました」

ウィリアム 「教団から爵位の解除令が降りるかもしれないな」

シリウス 「どのような選択であれ、どのような結果が待ち受けていても、自分で選択した道が自分の信念に基づいているのなら、誰にも認められなくとも、私は依然として神の代行を為すことが出来ると・・・団長のお言葉ですよ」

ウィリアム 「腹を括ったってわけだ」

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ウィリアム 「シリウス・リゲル・・・君の考えは良くわかった」

ウィリアム 「現時刻を以て聖騎士団第2部隊副団長の位は、シリウス・リゲルの原隊復帰まで空席とすることを宣言する」

シリウス 「ありがとうございます!」

ウィリアム 「ただし!」

ウィリアム 「これら全ては団長であるウィリアム・アルフェランツとの果たし合いに勝利した場合にのみ、その効力を発揮するということを併せて宣言する!」

シリウス 「ぇ?!」

アポスタデロ(ミッションエリア)
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ミッション「聖なる盾」

ウィリアム 「手加減はしないぞ・・・お前の信念、勇気、そして正義を、この俺の身体に刻みつけてみろ!」

シリウス 「分かりました!」

ウィリアム 「全力で耐えろ、さもないと命が危ないぞ」

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シリウス 「先手必勝!」

ウィリアム 「踏み込みが甘過ぎだ!そんなんじゃ女子供も倒せんぞ!」

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シリウス 「しまった!?」

ウィリアム 「隙だらけじゃないか!もっと集中しろ!」

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ウィリアム 「今度は逃げの一手か?」

シリウス 「・・・(地の利・・・少しでも有利な位置取りを・・・)」

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ウィリアム 「ほぉ・・・階段を使って反撃する気か!」

シリウス 「でぇッ!!」

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

ウィリアム 「まだまだ!緊張を緩めるな!相手の目を直視すれば、次の行動が読める!」

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

ウィリアム 「いつでも反撃の準備をしろ!」

シリウス 「これでどうだ!!」

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(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

ウィリアム 「くッ・・・随分成長したな、シリウス!」

シリウス 「団長・・・!」

アポスタデロ 団長のテント
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ウィリアム 「見事だったぞ、シリウス」

ウィリアム 「聖騎士団の副団長としての資格は十分だ」

ウィリアム 「だが、甘いぞ!」

ウィリアム 「向こう見ずなお前の性格が剣にそのまま現れている・・・あまりにも攻撃的だ」

シリウス 「・・・」

15116.jpg

ウィリアム 「この教本を学べ・・・そして君を迎えてくれたVirgin家の役に立つことだ」

ウィリアム 「これからも見守っているぞ、シリウス・リゲル!」

シリウス 「団長!」

アルモニア アポスタデロ
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(上のSSをクリックすると原寸大でご覧いただけます)

アポスタデロを優しく切り裂く一筋の光・・・聖騎士シリウス・リゲルの愛称「光の聖騎士」は、この現象を目撃した多くの聖騎士たちによって名付けられたものなのです・・・。

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