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世界の理<ことわり> [オリジナル]

カノ 「リサ姉様、ルディンちゃん知りませんか?」

Virgin邸
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リサ 「いないの?」

ソラン 「今朝から姿が見えないの」

リサ 「一人でお兄さんの所へ行ったとか・・・そんな話、してなかった?」

カノ 「いいえ、何にも・・・」

リサ 「昨日の夜、何か変わった様子はなかった?」

レイチェル 「いいえ、いつも通りお祈りを済ませて寝たはずです」

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リサ 「・・・変ねぇ、エミリ、何か聞いてる?」

エミリ 「ううん、知らないわ・・・でも、誰も知らないはずないし、他のみんなにも聞いてみましょう」

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リサ 「困ったわねぇ・・・誰も知らないなんて」

カフェセイウチ
16793b.jpg
(上のSSをクリックすると拡大してご覧いただけます)

グレイス 「とにかく、ヴァイロンへ行ってリオネルにもこのことを・・・」

リサ 「そぉね・・・それと、昨夜戻ってきていないオーシュ、リボルドウェの人たちにも確認をお願い」

イッジ 「リボルドウェはあたしが行ってくる」

グラシエルロ 「オーシュはオレが」

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アデ 「まさかとは思うけど・・・あの子、最初にやって来た時、ギガンテに降りたって言ってたろ?誰かロサに連絡をとって、あの子が来てないか確認を」

ソソ 「それなら私、行くネ」

白虎 「オレはウスティウルに行ってくるぜ!ラワン、お前はカスティアへ飛べ」

アイラワン 「わかりました」

数時間後・・・

リオネル 「何処にもいませんか・・・?」

カフェセイウチ
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リサ 「えぇ、トルシェー博士のお屋敷やギガンテ、カスティアにも行ってもらったんだけど・・・」

リオネル 「まったく・・・しょうがないやつだな」

エミリ 「ルディンちゃん・・・」

アデ 「実家に戻ったってことは有り得ないか?」

リオネル 「それは無いと思います・・・こう言っては何ですが、私のいない家がつまらなかったから家を飛び出したわけで・・・」

アデ 「・・・」

リオネル 「こうなったらありとあらゆるダンジョンを片っ端から・・・!!」

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グレイス 「さすがにそれは現実的じゃないと思うけど・・・」

リサ 「いずれにしても、あと残っているのはキエルチェとアルモニア・・・?」

エミリ 「それとエラク・・・」

アニア 「失礼します」

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エミリ 「ぁ、アニアさん!」

アニア 「どぉかしたの?」

グレイス 「ねぇ、アニアはルディンって、知ってたっけ?」

アニア 「面識はありませんが、確か、こちらにいるリオネル殿の妹御だとか・・・?」

エミリ 「そのルディンちゃんが今朝から行方不明なの・・・まさかエラクでそれらしい女の子を見なかった?」

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アニア 「いいえ、あの狭い場所ですから来ていれば気がつかないはずはありません」

エミリ 「そぉ・・・

アデ 「ところで、何か用があるんじゃないのかい?」

アニア 「そうでした・・・エミリア、酋長があなたを呼んでいる」

エミリ 「ぇ・・・?(まさかお父さんのことで何か・・・?)」

リサ 「エミリ、ここはいいから行ってらっしゃい」

エミリ 「うん・・・」


エラク 酋長の祭壇
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ハマン 「エミリア・・・お前は今何歳だ?」

エミリ 「ぇ・・・えっと、26ですけど」

ハマン 「・・・お前は気づいているか?実際の年月と実年齢の齟齬を」

エミリ 「ぇ?」

ハマン 「まぁ二十歳を過ぎればそれほどの違いはないだろうから気づかないかも知れないが、子供たちはどうかな?」

エミリ 「・・・子供たち?」

ハマン 「このエラクがお前たちの世界と繋がったのは今から6年ほど前、つまりそこから数えたとしても、皆6歳年齢を重ねたことになるが・・・お前の身の回りに当時子供だった者はいないか・・・?どうかな、その子供たちは年相応に成長しているか?」

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エミリ 「ぁ・・・」

ハマン 「・・・実のところ、8年前を境にこの世界に暮らす人間たちは肉体的な加齢を停止した」

エミリ 「ぇ・・・(確かに、ビキやクレア、それにちびっ子ギャングたちだって、考えてみればもぉ二十歳を過ぎてるかそれに近いはずなのに、見た目は全く成長してない!?)」

ハマン 「それと同時に、この世界に暮らす人間たちは実年齢と肉体的な成長の齟齬を全く気に留めなくなった・・・つまりそういうことだ」

エミリ 「まさか、あなたがそれを・・・?」

ハマン 「ハハハ、まさか私がこの世界に暮らす全ての人間の記憶を操作することなど無理だし、そもそもその必要性はないだろう?」

ハマン 「これはおそらく天上の思惑、言い換えればこの世界の理<ことわり>みたいなものだ」

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ハマン 「ところで・・・その理は時として可笑しな悪戯をする」

エミリ 「悪戯・・・?」

ハマン 「現実として認識されている時と実年齢との齟齬を本来の姿に戻す<時の揺り返し>を起こすのだ」

エミリ 「つまり、年相応の背格好になるということですか?」

ハマン 「有り体に言えばそういうことだ・・・身も心もな」

エミリ 「で・・・でも・・・」

ハマン 「ふふふ、特に女は歳を取ることを厭うもの・・・ある日突然、何年もの間止まっていた成長が一気に進み、実年齢相応の肉体に変貌するなどおぞましい限りだろう」

エミリ 「・・・はい」

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ハマン 「だが、子供たちならどうだ?いつまでの童のままでいいのか?年相応の心と身体を手に入れることで開かれる未来もあろうが?」

エミリ 「それは・・・確かに」

ハマン 「時にそれは別人格の存在として現れ、時に本人が突然成長した形で現れることもある・・・いずれにしても、天上が介在する以上、それはそれでこの世界の理なのだ」

エミリ 「つまり、いつか突然私たちの誰かが年齢相応の姿形に変貌したり、別人格として現れたりする、ということですか?」

ハマン 「最近、お前の世界に二人の大砲使いが現れただろう?その者たち、誰かに似ておらぬか?」 ツインテ・ツインズ参上!?

エミリ 「ぇ!?まさか(・・・クレア?!)」

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ハマン 「そのまさかだ・・・とは言っても、当の本人とは別人格として存在しているのだから、彼女たちもまたそんなことには気付いていない」

ハマン 「もちろん、他にもお前の世界を見渡せば、同じような不思議が其処此処に転がっているのではないかな?」

エミリ 「・・・(グランディスに対するプシュケ、甥とは言ってるけどボネさんに対するグスタフも?もしかしたらグレイス姉とロビン?違うわ、それを言うならロビンのお姉さんでグレイス姉のBody DoubleだったというMargaretさんだって・・・?他人の空似だと思い込んでいたことの幾つかは酋長さんの言うように!?)」

ハマン 「どうかな?思い当たる節が一つや二つではあるまい」

エミリ 「・・・でもどぉして、そんなことをこのあたしに?」

ハマン 「ハハハ、このような戯れ言、誰が真に受ける・・・そこにおる別人格の肉体と上手くつき合っているお前だから話したのだ」

エミリ 「ぇ・・・(そこにいるの、ルナ?)」

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ルナ 「・・・(この女には見えるのか、このあたしが・・・?)」

ハマン 「ふふッ、私はこの世界の理を誰かに話さずにはいられない衝動に駆られることがある、その相手としてお前を選んだだけのこと・・・他意は無い」

エミリ 「・・・」

ハマン 「別人格といえば、もう一つ話しておいてやろう」

エミリ 「?」

ハマン 「神人の血を引く者は、すべからく別人格を宿していると言われている・・・」

エミリ 「ぇ?!それじゃ・・・!!?」

ハマン 「何を驚いている?もしかして心当たりがあるのかな?」

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エミリ 「ぁ、いえ・・・(あの時のシエラ・・・夢の中の出来事だと思ってそれほど深く考えていなかったけど・・・)」 夢幻のモントロ

ハマン 「この世界には、お前たちの知らない未知の力が数多く存在する・・・身の回りを見渡せば理屈では説明のつかない現象が沢山有るだろう?」

ハマン 「さらに言えば、我々の生きるこの世界とは別の世界があり、それぞれ離合集散を繰り返している・・・確かこの世界も・・・?」

エミリ 「ぁ・・・?!それ、覚えてます!その時は何のことだかよくわからなかったし、普段の生活に特別な変化がなかったから気にも留めなかったけど」 GE 1.8.11 開拓新章

エミリ 「酋長さん・・・実は今朝から女の子が一人、行方不明になっています」

エミリ 「心当たりは全部探してみたんですけど・・・何か事故にあったか、事件に・・・」

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ハマン 「私は関知しないことだ・・・が、時の揺り返しが原因だとすると、実年齢相応の娘となって戻ってくるやもしれんな」

エミリ 「・・・そんなことが」

ハマン 「お前たちは現世<うつしよ>との関わりだけで物事を考えようとするが、先にも言った通りこの世界は唯一無二のものではない・・・この世界の不思議は平行世界の日常なのかもしれないのだよ」

エミリ 「・・・」

ハマン 「ハハハ、戯れ言だ・・・信じるも信じないもお前次第だ」

ハマン酋長の話によると、時の揺り返しによって起こる記憶の矛盾は時と共に薄れ、次第にあるがままの姿として受け入れられていくんだそうです・・・ルナの存在がそうであったように。

その頃、コインブラ

ルディン 「お兄様・・・」

Virgin邸前
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リオネル 「・・・ぇ?」

ルディン 「わかりませんか?」

リサ 「・・・(まさか・・・?)」

ルディン 「ルディンです」

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リオネル 「ぇ?」

リオネル 「ぇ~ッ!!!?」

ルディン 「妹の顔を忘れるなんて・・・なんてお兄さまなんでしょ」

リオネル 「だって・・・お前・・・その姿は?!」

ジェーン 「・・・なるほど」

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ジェーン 「これはスクープね・・・!」

・・・誰?

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こんばんは、Virgin家の四女エミリアです。「世界の理<ことわり>」・・・ハマン酋長の言葉を借りると、私たちの生きているこの世界は唯一無二のものではなく、別の次元に存在する平行世界があり、二つの世界(もしかしたらもっと・・・?)は螺旋階段のように付かず離れずそれぞれの時間を経過させているんだそうです。その交わるはずの無い螺旋階段は<天上の思惑>によって時折交錯しこの世界に不可思議な現象を当たり前に創り出しているんだとか・・・。難しい話なのでよく理解できたわけではありませんが、この世界に存在する不思議な現象がそうしたことでしか説明できない、ということは何となくわかったような気がします・・・ハァ。

 

ということで・・・

エミリア02b.jpg 本日をもちまして

“Virgin家の女たち2”第八章を終了します!

私がこのblogでVirgin家に起きた大小様々な出来事を紹介し始めてからおよそ8年半の時間が経過しました。その間に多くの人たちが我が家に加わり、90人を越える家族が出来ました!今ではここコインブラだけでなくリボルドウェやオーシュ、ウスティウル前進基地、カスティア、エラク、ヴァイロン、ブリスティア、そしてアルモニアやロストルドスにも家族の営みがあります。

アルモニアで続く深淵との聖戦、ストゥラータビスタとビオラケアの対立等々、これからこの世界がどのようになっていくのかわかりません。ただ、ハマン酋長の話だと、それら全てが<天上の思惑>、<世界の理>として行き着く先は既に決められているのかもしれないのです。

でも

この先何が起ころうとも私たちはおねえを中心に結束して乗り越えていきます。だって全てが何処かの誰かさんの意志で決まっちゃってるなんて、思いっ切りつまらないじゃないですか!

それでは

今日までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

 

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コメント(12) 
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コメント 12

K.J

こんばんは。
久しぶりに来てみれば。

なんと!八章終了・・・・
同じキャラがたくさん出てくる矛盾を、
うまくまとめましたねw

それにしても、8年ですか・・・
結構な年月ですよね。
いずれまた、続きが観れることを期待しています。

では。。。
by K.J (2014-12-16 02:47) 

emilia

K.J さん、お久しぶりです!

更新を停止してから1ヶ月半、ゲームにログインしなくなってから1ヶ月が経とうとしています。

その間アップデートや新キャスト実装などの変化があったようですが、モチベーションの回復にはつながらず、このまま長期お帰りキャンペーンの対象になってしまいそうです。

決まり文句の「また遊びに来てくださいね!」は封印します。
色々お世話になりました。

by emilia (2014-12-16 14:00) 

K.J

なるほど、もうログインもしていないんですね。

モチベーションですか。
そうですね。私も、新キャラがを集めたくなるってことぐらいで、
攻略はもうどうでもいいって感じですw

それに、IEの調子が悪いこともあって、
ほとんどインすることもなく、
毎年この時期にお帰りなさいキャンペーンで、
キャラと装備をゲットしてる感じですね^^

ただ、たま~に、懐かしくなることもあるので、
emiliaさんもきっと時々公式ぐらいは覗くんじゃないですかね。

それに、「封印」ってことは、
またいずれ「解く」ことがあるっていう可能性を持っていますからね。

ま、実際のプレイ内容と違っても、
Virgin家の出来事をたまに綴っていってもいいんじゃないですかね。

では。
by K.J (2014-12-20 22:23) 

emilia

K.J さんへ

コメント有り難うございました。
by emilia (2014-12-21 21:32) 

総見人

あれれ、emiliaさんもですか・・・。まあ現状だと仕方ないですね。

 私も最近はほとんどINしておらず、プレイ自体も今までのレベルを維持することが難しいと感じているので距離がドンドン離れていってしまってます。

 暗い内容になってしまってもいけないし、それは自分トコでやるとして(笑)、emiliaさんの様な貴重な人を失うのはとても残念。しかし翻意して欲しいと言える状況にも無いので、

お疲れ様でした!

と申し上げておきます。ホント、残念ですけど。もったいないなー、運営さんよ。
by 総見人 (2014-12-29 20:00) 

emilia

総見人さん、お久しぶりです!

せめてアルモニアエピソード完遂までと考えていましたが、モントロイベントに端を発したモチベーション低下には勝てずとりあえず無期限更新停止してます。

しばらく離れていると、今まではモチベーションアップの原動力だった新キャストにもそれほど心を動かされない自分に少々驚いてます。

長い間お世話になりました。また機会が巡ってくるようでしたら、その時はまたよろしくお願いしますね。


by emilia (2014-12-30 18:46) 

北斗アリス

エミリアさん、あけましておめでとうございます。そして、お久し振りです。
本当は2014年内にご挨拶したかったのですが@@;

いままで時々見させて頂いておりましたが、
そうですか、無期限更新停止ですか。。
実はわたしは2013年の始めからログインすらしていないのですが、あれから見てGEはストーリーも進んでいるしキャラクターも多彩になっていて、すごいところまできちゃったのだなと思います。
ですが、エミリアさんや他の方のブログを見ているとユーザーと運営との間にずれがあるみたいですね@@;
わたしが所属していた党のみんなは今どうしているんだろうかっと、思ってしまいました・・・ってそれはここではいいか@@;

でも家族が90人を超えちゃったってすごいことですね。
考えてみれば、バハマルの魔女(シエラ)やコルテスの秘書(シャロン)も、モントロやケスまで@@;;;多国籍家族!!(ぉ)
ここまで来られるのに、いろんなことがエミリアさんに起こったんだろうなあって思います。

ともあれ、八年半お疲れさまでした。お世話になりました!(お辞儀)また機会がありましたら、よろしくおねがいします!!
by 北斗アリス (2015-01-02 08:15) 

emilia

北斗アリスさん、あけましておめでとうございます!

コメント有り難うございます。

GEから離れて既に2ヶ月近くなりますが、最近は公式を覗くこともなくなりました。

アルモニアエピソードでは詳細は確認してませんが聖女アニスやヴァンが仲間になるとか。数ヶ月前だったらそれなりに期待してその日を待っていたろうなぁ、きっと・・・。

元々強さだけを求めてGEを続けていたわけじゃないので、エピソード上で仲間になるキャストはそれだけで楽しみだったのですが、2ヶ月ほど続いたストーリーイベントを自分の手で完遂させられなかったというのが第一の挫折(?)でした。モントロイベントとして何本か記事にしてきましたが、最後の最後で多人数SQを要求される高難易度(というより面倒くさい)仕様の完結編を前に呆然とした記憶があります。そして・・・エピソードには関係のないキャストカード乱発とその入手手段・・・これでとどめを刺された感じがします。

長い間有り難うございました。
また機会がありましたら、よろしくお願いします!

by emilia (2015-01-02 13:52) 

アゲ住人

久しぶりにGBRを見たらemiliaさんも休止のようで
自分もそろそろ2ヶ月になります
またinするとは思いますがその頃は
「お帰りなさいキャンペーン」に被せようと思いますw
そういえばアゲ住人で投稿してきて
家門名を名乗った事なかったです
いつの日か機会があれば(^.^)


by アゲ住人 (2015-01-23 23:51) 

emilia

アゲ住人さん、お久しぶりです!

「お帰りなさいキャンペーン」、そう言えばそんなものがありましたね・・・。

家門名・・・この先、どうなるかわかりませんが、楽しみにしてます。

長い間有り難うございました。
また機会がありましたら、よろしくお願いします!
by emilia (2015-01-25 07:11) 

Bernicia

2年ほどプレイしていなくて最近になってGEに戻ってきました。
GE初期の頃からずっとこのページで、新しいコスチュームのグラフィックを参考にさせていただいていました。
本当に今までありがとうございました。
by Bernicia (2015-04-16 20:13) 

emilia

Bernicia さん、こちらこそ有り難うございました。

GEから離れて既に半年近くなります。こんなblogでも長い間続けたことで多くの方々に応援していただいたこと、決して忘れません。

また機会がありましたら、よろしくお願いします。

by emilia (2015-04-17 12:39) 

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